再開発の名の下に、日本中がのっぺらぼうな一つの顔になろうとしている。駅を降りて改札を抜けると、そこは地上から2階か3階高くなっているらしく、何方向へかデッキが伸びていて、街が見下ろせるようになっている。どこへ行っても駅前の風景はこんな様子だ。町工場の密集するあたりで見つけたこんな風景も、消滅するのは時間の問題だろう。
秋元茂 All rights reserved.